乾燥肌に水分を与えるのはムダ?勘違い保湿に要注意!

肌が乾燥している状態というのは、肌の水分保持力が低下しているということ。

その状態の肌にいくら水分を与えても、水分は肌に蓄えらえることはなく蒸発してしまいます。

乾燥肌に化粧水をつけるのは「無意味なこと」だというお医者さんもいるくらいです。

今回は、乾燥&敏感肌のケアについて、アドバイスできればと思います。

 

まず、乾燥肌とは?

乾燥肌かどうかというのは、

からだの表面を覆っている皮膚の『角質層』の働きが大きく関わっています。

 

 

ラップのように、

わずか0.02mm のこの 『角質層』はお肌にうるおいを蓄え、

乾燥や外部刺激から守る役割をしています。

わたしたちの肌には自ら保湿成分をつくり、

角質層内に水分を蓄えておく力が備わっています。

 

それは、

①細胞間脂質
②天然保湿因子
(NMF=ナチュラル・モイスチャライジング・ファクター)
③皮脂膜

この3つです。

 

角質層の構造ってどうなってるの?

細胞間脂質:水分保持の約80%

細胞間脂質は、

細胞同士の隙間をパテのように埋めて、

水分を逃がさない働きをもっています。

 

構成成分は、

約40%を占めるセラミド、遊離脂肪酸、コレステロールなどです。

セラミドが不足すると細胞の水分が失われやすくなり、

皮膚のバリア機能が崩壊してしまいます。

そのためダニや埃、汚染空気や紫外線といった刺激・抗原物質がお肌の深い部分まで達し、

乾燥や肌荒れなどあらゆる肌トラブルが発生する原因となります。

 

天然保湿因子:水分保持の約18%

水分を吸着して角質層に保持し、お肌の柔軟性と弾力性を保ちます。

皮脂膜:水分保持の約2%

毛穴から分泌された皮脂と、

汗腺から分泌された汗がまざってできた“天然”のクリーム。

 

お肌の水分が蒸発するのを防ぎ、

滑らかさを保ちます。

 

また、肌を弱酸性に保ち、雑菌の繁殖を防いでいます。

 

肌トラブルになるわけ

あらゆる肌トラブルは、

この角質層の保湿成分のアンバランスに起因することがわかります。

 

外気の乾燥がお肌の水分を奪うのではなく、

問題は

お肌が自ら保湿成分をうまく作り出せないことにあるということです。

 

たとえ健康なお肌でもプールや頻繁なシャワー、

長時間の入浴などでお肌が濡れている状態が続くと皮脂やセラミドが流れだします。

メイク落としや洗顔、洗髪、食器洗いなどのたびに、

誰でも多かれ少なかれ角質の水分保持力は弱まっているのです。

 

実際、

入浴後にお肌の乾燥が悪化したり、

かゆみが増したりした経験をしたことのある方は多いのではないでしょうか。

 

乾燥肌の方には長時間の入浴はあまりおすすめできません。

オイルを過度に与えると細胞間脂質のバランスが崩れ、

角質のバリア機能が損なわれてしまうことがあります。

 

「油分でしっかりフタ」のはずが、

一層ガサガサ肌になんていうことになりかねません。

アトピー性皮膚炎の方はもともと天然保湿成分の自己生産能力が弱く、

セラミド量が少ないことがわかっています。

 

他にも、

加齢や強い紫外線、ひどく汚染した空気によっても、

天然保湿成分の自己生産能力は低下 していきます。

根本から乾燥肌をケアするには

では、角質層の天然保湿成分量を増やすにはどうしたらいいのでしょうか。

アミノ酸で構成されている天然保湿因子ですが、

単純にアミノ酸を飲めば増えるというわけではなく、

食事で増やすのは困難といわれています。

 

よって

今ある天然保湿成分を失わないようにする

 

さらに
足りない天然保湿成分を正しい保湿剤で補いバリア機能を回復させる

 

この二つが重要になってきます。

 

保湿剤には、

【エモリエント効果】と

【モイスチャライザー効果】

を有するものの2つがあります。

 

エモリエント効果とは

外用剤そのものが皮膚表面 に被膜を作り『皮脂膜』の代用をする効果のことです。

表皮に油脂膜をつくることで水分蒸発を防ぎ、角層を柔らかくする。

代表的な外用剤としてはワセリンがあります。

モイスチャライザー効果とは

外用剤に含まれる成分が、

角質層内で水分保持を行う効果のことです。

『天然保湿因子』や『細胞間脂質』などを補うことで水分を保持する作用を発揮します。

多くの保湿美容液に含まれているコラーゲンやヒアルロン酸は分子量が大きすぎて、

皮膚の内部にまで浸透することはできません。

 

そのような化粧水で長時間パックをすることで、

角質層の保湿成分が流出し、

乾燥に拍車をかけることさえもあるので注意しましょう。

 

保湿に有効といわれるココナッツオイルなどにも、

人によってはアレルギーを起こすこともあるので、

敏感肌の方は控えたほうが無難です。

 

また、

入浴中やシャワー中は水分で皮膚が覆われるので、

一見お肌は潤っているように感じられますが、

実はお肌に潤いをあたえる保湿因子が流れ出ています。

熱いお湯は皮脂を流してしまうため、より乾燥しやすくなります。

 

お風呂に入った時には水分をふき取り、

遅くとも5分以内に保湿剤を塗りましょう。

 

乾燥肌おすすめグッズ

ヒルドインクリーム

ワセリン

ビタミンE

セラミド

こんなところでしょうか。

人によってまだまだあるのですが、今回は商品をおすすめしたいわけではなく、

乾燥肌に関して書きたかったのです。

あともう一言

乾燥肌ケアで大切なことをもう一つ。

 

肌が荒れると改善に一生懸命になるあまり、

こすりすぎたり洗いすぎたりしてしまうことがありますが、

それは絶対にやめましょうね~!

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