体験して知った、離婚の仕方/養育費・離婚届の鉄則

今のパートナーと、「離婚したい」と思っている人は、どのくらいいるでしょうか?
厚生省が出した、2017年の日本の離婚率は、34%
三人に一人が、離婚している計算です。

離婚率が高ければ、意識的な離婚のハードルは、低くなります。

しかし、女性にとっての離婚は、単なる意識の問題だけでありません!

離婚後の生活の基盤が、大きく変化するリスクを孕んでいます。

 

「離婚したいけど、どうしよう?」

「こんな人と、ずっと一緒にいるのは嫌だ。でも、離婚した後、本当にやっていけるかな?」

 

そんなふうに、

悩みながら結婚生活を続けている人は、数字に出なくとも、多いのではないでしょうか?

「知らないと損!離婚の“鉄則”」

私もバツイチです。私の元旦那は、被害者意識の強い人でした。

共働きなのに、元旦那の両親も、「女は黙って家庭を守るもの」と思い込んでいました。

示談での話し合いは、ほとんど出来ませんでした。

 

離婚を要求されたときの元旦那は、付き合っていた頃から想像できないほど、異常でした。

「頼むから!頼むから離婚してくれ!」と怒鳴り、

「離婚してくれなきゃ飛ぶ!(海外に?)」と言って出て行きました。

またその際、後から知りましたが、仕事も辞めていたことが分かりました。

婚姻中の女性は、信じられないほど、自分を責めます。

私も今となっては、

「おかしい・・・」と思うところがあっても、

「自分がしっかりしていれば大丈夫。元旦那も人間なんだから、欠点があって当然」と、結婚を続けるつもりでいました。

 

しかし世の中の男性は、口うるさい女性は、好きではありません。そして、大なり小なり見栄っ張りです。さらに

・金遣いがあらい

・女遊びが激しい

・甲斐性がない

こういう事が多い人と結婚生活を続けるのは、無理があります。

夫婦とて、もともとは他人。

自分を変えよう、相手を変えようと、努力していては、大事な時間ばかりが過ぎていきます。

その努力は今の旦那ではなく、他の誠実な男性の為に、役立てるべきものと考え、次の恋愛・結婚のために、

「スマートな離婚」を、実行するべきです。

「離婚に向けての『最優先事項』」

 ―離婚ステップ1【意外?離婚の最優先事項とは?】―

離婚のための、最優先行動。それは別居です。

なぜなら、「離婚届に判を押す」事は、いつでもできるからです。

 

無論、一度は愛し合った仲ですから、関係が修復しないとも限りません。

しかし実は、

必ず離婚すると決意している場合においては、別居はとても重要なプロセスなのです。

 

私は、元旦那が新居に帰ってこなくなり、電話で離婚請求された次の日に、転居しました。

女性は男性と違い、結婚・離婚で、名字が変わります。引越や、仕事を変えることになる女性も多いでしょう。

安易に離婚届に判を押してしまうと、心の傷を癒やさないまま、処手続きに、お金も時間も費やすことになります。

離婚したくなるというのは、「相手を信じられなくなる」ということだと考えています。

信用できない相手に、首根っこを掴まれた状態では、いつまでも安心できないはず。

旦那様に頼らない経済力、生活力を見に付けことが、ただ離婚することより、重要な事です。

 

―離婚ステップ2【無料の弁護士相談ツールを利用する】―

もし、旦那様が「別れたい」と言って、離婚届を置いて逃げてしまったら(私の場合はこれでしたが・・)、戸籍を繋げたままにしておく事で、奥様優位に働きます。

苦しい事ですが結局、実際「離婚したいけど、どうしよう」と悩む人は、旦那様への情ではなく、「お金(経済面)」の事で、悩んでいるのではないでしょうか。

子どもがいれば尚の事、心の傷は癒えても、生活は続きます。

いざ離婚すると決めたなら、かなり覚悟はいりますが、

自分から「離婚したい」とは言わず、

「アナタのわがままで離婚してあげるんだから、慰謝料・婚姻費用・財産分与、お願いね」

と言う事が大切なのです。

 

口約束や、踏み倒しを避けるために、協議離婚ではなく、「調停離婚」「裁判離婚」で、きっちり、債務名義を取りましょう。

 

web上で弁護士に相談ができる、「just answer」や、「法テラス」を利用すると便利です。

法テラスは収入によって利用者の制限がありますが、電話相談の限りでは、利用者をはじく事は今までなかったので、気軽に利用する事をおススメします。

 

 離婚は、決して良い気持ちのするものではありません。

 調停離婚も、裁判離婚も、結局は争いですから、「早く終わらせたい」のが、人情です。

 

―離婚ステップ3 協議に逃げない!戦う覚悟―

「協議離婚」で、終わらせてしまうと、後から浮気が発覚したり、元旦那様がお金を入れてくれなくなったり、後悔するケースも、無尽蔵にあります。

別居した後、フラットな気持ちで、専門家に相談する事には、様々なメリットがあります。

結婚は、気持ちが大事ですが、離婚は、「離婚に至るまでのメソッド」が、何より大事だからです。

そのメソッドを熟知した者(専門家)に意見をもらう事は、得になっても、損にはなりません。

 

旦那様が逃げてしまって、現在住所が分からない場合、「公示送達」という手段があります。

裁判所に貼り紙をして、調停に呼び出せます。

「この日に来なかったら、アナタが悪いんですからね」と言える法的処置です。

(この場合、離婚届を出してしまっていたら、使えません。なので離婚届は後で出す方が良いのです。)

 

慰謝料や婚姻費用は、絶対的な価格があるわけではありません。

旦那様の所得から妥当額を算定する為の「算定表」というものがあります。公平な額を支払ってもらうために、是非「算定表」を利用してほしいです。

慰謝料算定には、細かなルールがあります。専門家に相談するなど、予め知っておく必要があります。

例えば、債務名義を取った(約束した)にも関わらず、お金を支払わない場合、強制執行です。

簡単な例ですと、元旦那様が20万円以上の価値がある車を所有していた場合、それを売ってでも、元奥様に約束した額を払わなければいけない。という内容です。

 

自分のケースに、どのようなルールを利用できるか、後悔を残さない為に、専門家に相談する事を、嫌気してはいけません。

 

―離婚ステップ4 弁護士は評判で選ぶ!―

いざ専門家に相談すると決めても、やっぱり、「誰に相談するか」迷いますよね。

 

実は、離婚相談における評判の良い弁護士というのは、なかなかいません。

一概に腕が悪いというわけではありません。

一番の理由は、弁護士は、特に離婚の原因になった「旦那さんの酷いところ」などの相談者の話を、細部までじっくり聞く時間がないという事です。

 

辛い気持ちを抱え、カウンセラーのような役割を期待し、離婚相談に訪れた人は、「自分の気持ちをおざなりにされた」事に、ガッカリする人が多いようです。

しかし弁護士もやはり人間なので、みんながみんな鉄面皮ではありません。むしろ「個性」の固まりです。

自分の目的と性格にマッチした弁護士を選ぶために、知人に紹介してもらうか、「口コミ」を利用しましょう。

「法律事務所 検索&口コミ」で、離婚相談の実績があり、かつ、評判の良い弁護士を探しましょう。

 

「離婚においてのNG行動」

―NG行動1.知り合いに相談―

この行動をとる方は、比較的多いのではないでしょうか。

離婚に至る原因は、人それぞれですが、パートナーに何の不満もないのに、ただ「離婚したい」と思う人は、いないでしょう

配偶者への不満を、知人や親戚に相談するとします。

返事は、大体ふたつに分かれます。

それは、

「早く別れた方が良いよ。」もしくは「我慢したら?」

だいたい、この回答ですね。

もちろん、相談された相手は、貴女の事を思ってそう言うのでしょう。

しかし、もし優しかったはずの旦那様が、貴女を無視したり、冷たくしたり、ぞんざいに扱ったら?浮気していたら?そういった状況は、当人以外では中々わからずに回答するケースがほとんどです。

 

苦痛に満ちた結婚生活を終わりにして、自分を助けられるのは、自分だけなのです。

―NG行動2. 役所に離婚届を取りに行く―

では、誰に相談するのも止めて、離婚すると決めたときに、まず初めに、何をすればいいでしょうか。

役所から、離婚届をもらってくることですか?

それはちょっと、待ちましょう。

失敗した結婚生活に、気持ちや生活をボロボロにさせないための、最優先事項とは。離婚届の用意ではありません。

 

私の元旦那様は、離婚届をご丁寧にも、私の名前を書く場所と、押印欄に〇をつけて、郵送で送り付けてきました。返信用封筒も入っていました。

謝罪の一言もなく、なんの誠意も感じられなかったので、「私は離婚したくない」という体で(実際は、信用を失くしていましたが)調停に呼び出しました。

何度も言いますが離婚届を作成することはこのタイミングでは不要です。

―NG行動3. 早く前を向くために『示談』で、決着を付ける。

女性は、男性より切り替えの早い生き物です。これは多くの場面で長所となりますが、離婚については、要注意です。

 

なぜ離婚したいのか。

大きな決断なのだから、自分の気持ちを、よく振り返る時間が必要です。

 

なぜなら、離婚の際の再婚ルールは若干『男性優位』にできているからです。

 

再婚について、女性は好きな人ができても、離婚から3か月待たなくてはいけません。対する旦那様に、愛人がいたとして、離婚の次の日に、愛人と再婚できてしまいます。

これは昔、DNA鑑定の制度が低く、価格も個人が依頼できる金額ではなかったためです。

胎児の戸籍上の父親が誰か明確にするための、ルールが必要でした。現在では、無意味で不公平な、ただ女の幸せを阻むものとなっています。

 

私の元旦那様は、調停・別居中に、職場の女性に手を出していたらしく、調停離婚が成立した次の日に再婚し、翌月に子どもを産ませていました。この件は知人経由でその事を知りましたが、ショックというより、呆れました。借金で慰謝料を払ったはずなのに、子どもと奥様を、どう養っていくのか、と。現奥様には、申し訳ないですが、彼の子どもを身ごもったのが私でなくて、本当に良かったと思っています。離婚してからの元旦那様の写真を見ましたが、私と結婚していたよりも、元旦那様は、激太りしていていました。SNSのプロフィール写真は、昔の痩せていた頃のまま。自己顕示欲の強い人だったはずが、自分の写真をアップする事は、なくなりました。

不貞を隠していたのだから、もっと慰謝料を要求しても良かったとも思います。しかし、少なくとも、示談に応じなかった事は正解でした。

「いざ離婚!お金はどういう風に請求するか」

「慰謝料、慰謝料って…この銭亡者め!」と思っている方。

気分を害して、申し訳ありません。けど、大事なのです!

別に、慰謝料で一生裕福に暮らそう。といった話をしているわけではありません。

 

離婚して、傷心の心を癒すために、ただ生活していくためのお金にも困るようでは、心身がズタボロになります。

慰謝料は、「濡れ手に泡の大儲け!」ではありません。

 

ここで慰謝料について、世間の常識は、かなりズレたものであることを指摘したいです。

有名人の離婚だと、慰謝料に何千万とか、ネットでは「浮気したパートナーに○百万払わせた」という復讐劇が、ゴロゴロあります。

離婚は、そんなにオイシイものでしょうか?実際の相場は、たった200万円にも関わらず。

 

わざわざ「たった」と言うのは、コストパフォーマンスが、すこぶる悪い点にあります。

慰謝料は、今日離婚したら、明日お金がもらえるものだ♪と軽く考えていませんか?

そもそも、奥様が示談で望むだけの金額を支払う旦那様は、どれだけいると思いますか?

調停の頻度は、多くても月に1回ですし、奥様の望む額に旦那様が応じなければ、調停はエンドレスで続きます。

 

別居、示談・調停、そして、場合によっては裁判を経て、慰謝料200万です。弁護士への成功報酬を十数%と見積もり、それを引くと、もっと少なくなります。

慰謝料請求などの裁判になる場合、無料相談ツールでは限界があります。調停や裁判を依頼するならば、やはり、有料になります。

 

金額ですが大体1年で、調停や裁判のために仕事の休みを取って、100万超かかると考えてください。そこに、引越代などの新生活費が嵩むのです。

 

真面目に仕事をした方が、経済的にも精神的にも、よほど幸せになれる、微々たる額です。

 

『慰謝料』支払いの鉄則は、一括!

離婚後の生活に余裕持てるくらい、慰謝料も生活費も、いっぱい払ってもらえばいいんじゃない?

分割でも良いから・・・などと、考えていませんか?慰謝料は相場の額を、一括にしてもらいましょう。

一括ではなく多額でも、分割に応じる事は、やはりリスクを孕むからです。

 

「払う」と約束したものは、ドラマのように、脅したり、差し押さえたり、簡単にできると思っていませんか?

そもそも債務名義をとっても、無い袖は振れません。

慰謝料とは実は、「踏み倒した者勝ち」と言わざるを得ないほど、取りづらいものなのです。

 

家庭裁判所や民事訴訟では、債務名義をとっても、黙っていては、裁判所も弁護士も、強制執行を行いません。

給料の天引きは、最低限度の生活保障のための留保額があるので、難しいです。

不動産は、名義を変更されれば、旦那様の資産とは見なされません。旦那様の住んでいる家が、賃貸や、旦那様以外の名義(親戚とか)であれば、取れません。

このように給料の天引きや不動産の差し押さえは、ルールがかなり複雑で、個人では歯が立ちません。

このようなルールを知らなかったばかりに、裁判で勝訴しても、被告が命じられた額を支払わないケースは、ごろごろあります。

下手に、分割を約束すれば、支払いが滞る度に、債権回収を弁護士に依頼することになり、逆にお金がかかります。

こつこつ大金より、少額でも一括で、慰謝料支払いを請求する。これが、慰謝料の鉄則です。

最悪、元旦那様が「自己破産」した場合、支払いの滞っている慰謝料や婚姻費用は、無効になります。

 

一括で支払ってもらえば、そのお金は、元旦那様が借金したものであっても、元奥様が返す必要はありません。

(※月々支払うと約束した養育費は、自己破産しても、チャラになりません。続けて支払ってもらいましょう)

最後に

「調停や離婚裁判は、心身ともにボロボロになる」と言われます。実際にはボロボロになる前に、自分を守るためのポイントを押さえてさえいれば、元気いっぱいで、人生の再スタートを切ることができます。

ただ、誤解してほしくないのは、私は離婚を推奨しているわけではないということです。

不本意な結婚を続けないために、離婚は、ひとつの選択肢ですが、結婚は、時間をかけて、信用を積み重ねてこそ、すばらしいものになります。

結婚は相手によると考えて、安い磁石のように、付いたり離れたりしても、無意味に時間が経つだけです。

結婚を大事に考える人ほど、離婚についての悩みは大きくなり、二つは表裏一体となっています。

結婚が辛いなら、やはり、心の逃げ場処として、離婚を考えるべきです。

たとえ離婚したとしても、自分を守れば、元旦那への恨みも少なくなります。

幸せな人生、幸せな再婚。この離婚記事が、その一助となれば、と思います。

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