お金が貯まらない人は「固定費の節約」が不可欠!無理をしない貯蓄の鉄則とは?

「なかなかお金が貯まらない」そんな悩みありませんか?

皆さんは貯蓄されているでしょうか。

「欲しいものを購入するために」
「子供の進学に備えて」
「老後の為に」

など、貯蓄する目的は人それぞれです。

しかし、

思ったほど貯まっていない・・・!

こんな方は多いのではないでしょうか。

 

間違えたお金の貯め方をしている人が多い!

こんな方の多くは、

「もっと頑張らないとお金は貯まらない。」

と考えているのではないでしょうか。

 

この考えは、ちょっと正しいですが、ちょっと違います。

 

頑張りが足りないのではありません。

間違ったやり方で頑張ってしまっているのです。

 

お金が貯まっている人には、

共通する貯まりやすいやり方が存在します。

 

お金が貯まらない人に共通する貯め方

ファイナンシャルプランナーの資格を持つ私には、

お金を貯めるための鉄則があります。

 

お金を貯めるための鉄則

それは

「無理なく効果のある節約をする」
「お金の貯まる仕組みを作る」

ことです。

この2つが出来れば自然とお金は貯まっていくのです。

これについては後ほどお伝えしますね。

 

お金が貯まらない人の共通パターン

一方でお金が貯まらないという人には、

実は共通するパターンが存在します。

 

それは「貯金の給与口座での管理」です。

 

多くの方が給与はご自身の銀行口座に振り込まれると思います。

そこから生活に必要なお金を下ろして、

残った金額が貯蓄になっている、

そんな貯蓄の仕方をされている方はいませんか?

 

これは貯まりにくい典型的な方法なのです。

 

本気でお金を貯めたいのであれば、

絶対にやってはいけない方法です。

 

 

例えば、

毎月3万円ずつ収支に余裕がある方は、3万円×12か月ですから、1年で36万円が貯蓄できているはずです。そうすると5年では180万円10年では360万円ものお金が貯まる計算です。

 

しかし、

「お金が貯まらない」と言われる方はこの計算通りにはいきません。

 

何故なら

「旅行に行って想定以上に使ってしまった」

「テレビが壊れて買い替えしなくては」

「急に友人の結婚祝いが必要になった」

などの、

「想定外の出費が必ず発生しているから」です。

 

一生懸命貯金しているのに

何だかんだで貯金が消えていってい・・・

そんな原因はここにあるのです。

 

やみくもな節約は長続きしない。上手な節約とは?

貯金箱とお金

なぜ、無理した節約が続かないのか?

当面は給与増も期待できないし、

貯蓄をするために節約をしよう。

 

そんな方は多いと思います。

節約は日々の積み重ねです。

 

しかしその効果は目に見えにくいため、

モチベーションを保って継続するのも

一苦労なのではないでしょうか。

 

「欲しいものの購入を我慢する」

「レジャーの回数を減らす」

「少しでも安い食材を求めてスーパー巡りする」

「こまめに水道を止め、電気を消す」

など、節約の方法も様々です。

地道な努力も無理なく出来ている節約であれば全く問題ありません。

是非続けた方が良いと思います。

 

しかし、はっきり言えますが、

無理をして我慢しながらの節約は長続きしません。

 

さらに、

その効果はどれ位期待できるのでしょうか。

労力と効果を天秤に掛けてみて下さい。

 

実はここまで苦労しなくても節約は簡単に出来る場合があります。

 

それが「固定費の見直し」です。

 

どんな固定費を見直すべきか?

家計における固定費の代表的なものが

「住宅費」
「通信料金」
「保険料」

ですよね。

 

これらはすべて、

「毎月決まった金額を長期に渡って支払い続けるもの」

です。

 

あなたの家計は、ここに無駄はありませんか?

 

これらは見直すことによって特段の苦労や負担はなく、

しかも効果がすぐに見込めるものです。

●面倒だから
●よく解らないから

で放置するにはあまりに勿体ない、

絶大な効果が出る可能性を秘めた金脈です。

 

ここから節約できた金額を、

そのまま貯蓄に回すことで、

生活振りは変えずに、貯蓄を増やすことが可能なのです。

 

固定費①:住宅費

例えば住宅費です。

賃貸の方は思い切って住宅購入するもの一つの手段です。

その場合は、

支払う住宅ローン金額は適正なものにしなくてはなりません。

 

すでに住宅ローンを組まれている方は、

借り換えによる金利メリットを調べましょう。

 

また固定金利の方は、

変動金利を検討されてもいいでしょう。

 

固定費②:通信費

通信料金は格安キャリア、格安SIMも検討しましょう。

・どの程度の通信品質を求めるのか

・通信容量はどれくらい使うのか

・最新機種でなくてはならないのか

・ショップでのサポートはどの程度必要か

・自分が携帯に何を求めるのか

その内容によっては、

通信費は半分にまで下がることも充分あります。

 

固定費③:保険料

保険料も大きな削減効果があります。

 

・本当にご自身に必要な保障内容かどうか

・不要な保障がついていないか

・保障額は適正か

 

また掛け捨てと言われる、

「定期保険」と「貯蓄機能のある保険」を

上手く組み合わせることで、

保険料を抑えながら必要な保障が得られます。

 

保険の担当者任せにするのではなく、

しっかりと納得できる形に見直しましょう。

 

効率的な貯蓄方法とは?

右肩上がりにお金が積まれる

では、節約で出来たお金をしっかりと貯めていく為の

効率の良い貯め方」とはどのようなものでしょうか。

 

キーワードは、
「最初に分ける」と
「複利効果を活用する」です。

 

「最初に分ける」=貯蓄用口座を作る

まず「最初に分ける」ですが、

貯蓄に回すお金は別口座に分けて貯めてください。

 

金額は必ず、家計に無理のない貯蓄額にする必要があります。

 

何故なら、この別口座のお金

絶対に引き出さないお金にするから

です。

 

これが守れれば、

当然この口座では右肩上がりに貯まっていくことになります。

 

このお金を貯める仕組み作りは、

資産形成効果を高めるためには最も大事な前提条件

なのです。

 

「複利効果を活用する」=安定的な資産形成

次に「複利効果を活用する」ですが、

複利の効果は絶大です。

複利とは、
自分で貯めたお金に付く利息も含めた総額に「さらに利息が付いていく」
という雪ダルマ方式の金利の付き方のことをいいます。

 

今、日本はマイナス金利ですので、

銀行金利もメガバンクの定期預金で0.01%、

普通預金では0.001%と、非常に低水準です。

 

つまり、普通に預けても、

金利での資産形成効果は期待できない

ということになります。

 

これがもし仮に、

1%の金利が付けば、

1年で「定期預金(0.01%)の100倍」、

普通預金(0.01%)の1,000倍の金利が付くわけです。

 

そしてそれが複利で雪ダルマ式に増えていきます。

 

でも、そんなに高い金利の預け先が存在するのか?

 

と思いますよね。

金融庁HPの「平成28事務年度金融レポート」にもある通り、
「家計の安定的な資産形成に向け長期・積立・分散投資の普及・定着を促していく必要」

ということで、

積立NISA」や「確定拠出年金」などの

積立投資が推奨されています。

 

今はCMなども流れていて、

ネット系も含めた各金融機関で取り扱っていますよね。

 

世間の関心は非常に高く、

年々加入者も急速に増えている状況です。

 

積立投資では、毎月決まった金額を長期で分散して投資することで、

リスクを抑えて安定的に運用ができます。

 

複利の効果も適用されますので、

資産形成効果は非常に高いと言えます。

 

さらに確定拠出年金・積立NISAでは節税メリットまでありますね。

お得で資産形成効果も高いというわけです。

 

さらに気になる人は、是非調べてみてください。

【完全初心者向け】積立NISAとは?なぜ人気なのか? iDeCo・一般NISAとの違い

 

まとめ

効率的なお金の貯め方をおさらいします。

 

まず第一段階として、

無理なく効果のある節約方法「固定費の見直し」をして、貯蓄に回すお金をねん出しましょう。

 

その上で第二段階として、

貯蓄に回すお金は別口座で管理し、資産形成効果の高い積立投資で運用しましょう。

 

というものでした。

「固定費の見直し」も「積立投資」も、

思うような効果は得るためには、

まず情報を集めることが最重要です

 

是非「知る」ことから始めてみて下さい。

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