圧力鍋より断然安い、スロークッカーで料理を楽しく!選び方と注意点も。

毎日、家事に育児にお仕事に、

ママは大変です。

 

限られた時間を有効活用するため、

調理器具スロークッカーを使った

時短テクニックをご紹介します。

 

主婦の費やす時間のうち、

大きな割合を占めるのが食事の準備時間です。

1日3食(+おやつ)ですからね。

 

スロークッカーは、コンロと違い

付きっきりで火を見ている必要がなく、

食材を投入し電源を入れたら、放置するだけでOK!

 

外出前や他の家事をする前にセットしてしまえば、

料理と他の用事が並行してできるので便利ですよ。

 

目次

子どもの成長ともに、料理にかけられる時間は減ってしまう

主婦の忙しさのピークっていつなのでしょうか?

 

私は子供が赤ちゃんの時期が多忙のピークだと思っていました。

でも、現実は甘くない!

 

子供が大きくなると、別の忙しさが待っていて、

料理にかけられる時間はグンと減りました。

 

習い事や宿題など、親が子供に費やす時間も増える

子供の年齢があがってくると、

園や習い事の送迎などの外出や、

宿題丸付けや勉強の付き添いなどの

用事が増えて忙しくなります。

 

料理に取り掛かる時間が遅れ、

「超特急でご飯を作って食べさせなければ!」

という日も多くなり、

モタモタしてると子供の就寝時間が遅くなるし、

ひどいといつの間にか、

子供がリビングで寝落ちしているなんてことも!

 

仕事復帰で多忙になる方も

さらに外で仕事をしているママの忙しさは更に上!

19時に預かり保育へお迎えに行くと、

腹ペコチルドレンからの「ごはんまだ?」コールの連発で、

帰宅後の食事作りは、もう戦場となります。

 

だからといって、毎日が多忙なわけですから

前日作り置きする余裕もないですよね…。

 

頼りになるのは旦那ではなく、便利家電

こんな時、パートナーに協力してもらいたいものですが、

旦那さんも多忙であったり、

「え~」なんて返事が返ってくることが多いと頼みにくいもの。

 

でも、便利家電なら一度購入してしまえば

いつでも文句も言わずに働いてくれるので

強い味方になってくれますよ。

 

私はスロークッカーを活用して夕食作りが楽になったので、

同じように忙しい方にもご紹介できたらと思いました。

 

電気圧力鍋より「かなり安価」スロークッカー

スロークッカー

初め、私はホットクックやワンダーシェフといった

電気圧力鍋を購入しようと思っていました。

 

でも、一瞬でやめました。

 

理由は高いから。

2万とか4万とかします。

 

そんなに出せないよ~と思いつつ、

さらにレビューを熟読していたら、

電気圧力鍋も調理に結構時間がかかるということがわかりました。
(短いのは加圧時間だそうです。)

 

電気圧力鍋でも、

「帰宅後すぐに料理が完成するわけではない」と知り、

それなら時間はかかっても、

ほったらかしで調理できる点は同じなので

安価なスロークッカーを購入しようと決めたのです。

 

3,000円程度で購入できるのが大きな魅力でした。

 

出かける前にセットしておけば、帰宅後すぐに食べられる

たとえば、午後に3~4時間の外出の予定があって、

帰宅が夕方をすぎるような時、前日や午前中などあいている時間に

食材のカットをして冷蔵庫に入れておきます。

 

そして、外出する直前に

食材と調味料をスロークッカーに投入。

 

帰宅後にはもう、一品が完成しているので、

手早く夕食の準備が済みます。

 

スロークッカーで作ったのがカレーだったら、

もう後はご飯とサラダだけですね!

 

調理中はほったらかして別の家事をしよう

外出の用事がなくても、

子供のお世話や他の家事や用事で主婦は忙しいもの。

 

特に、料理って時間がかかるんですよね。

 

火の通りやすさや食材の大きさなどを考えて

時間差で加熱したり、

焦げ付かないように混ぜ続けたりしなければならないので、

長い時間コンロに付きっきり!

 

スロークッカーは、

肉も野菜も調味料も一度に投入して、

電源を入れたら放ったらかしで料理が完成するので、

その間に洗濯をしたり子供に勉強を教えてあげたり、

別の家事育児を同時進行で進めてしまいましょう。

 

コンロが1つ増えたようなイメージ。同時進行で別の調理ができる

大抵の家でコンロの数は2~3口ですが、

スロークッカーがあると、

1つコンロが増えたのと同じようなものです。

 

夕食用のカレーをスロークッカーで作りながら、

コンロで昼食のチャーハンとスープ、

作り置き用の煮物を作るなどということもできるので、

時間がある時に、

とにかく一気に調理を済ませたいという方にもおすすめです。

 

スロークッカーでの失敗。大は小を兼ねない。

スロークッカーを購入するとき、

1番悩んだのはサイズでした。

 

大きい方が1度にたくさん作れるからお得だけど、

小さいほうがデザインが可愛いし場所もとらない…。

 

悩んだ末、私はたくさん作りたい時に小さいと無理だけど、

逆はできるのだから大きいスロークッカーを買うことに決めました。

 

ですが、これが失敗だったのです。

 

大きなスロークッカーを選んだ私の失敗談

大きい鍋は洗うのが面倒!

大きいスロークッカーは、

確かに1度にたくさん作れました。

 

ですが、毎日毎日たくさん必要かというと、

そうではないので、

少量しか作らないのに大きなお鍋を洗うのが

とても面倒に感じてしまいました。

 

多めに煮物を作る時でも、

水位は鍋の半分くらいまでしかきていません。

 

少量作るなら小鍋のほうがいいかも

家族の人数にもよりますが、

頻繁にスロークッカーを使いたいなら

小さめサイズをおすすめします。

 

大・小のスロークッカーを実際に比較してみましょう

以上の失敗を踏まえて、

実際に販売しているスロークッカー2点を比較してみました。

 

火力の強さは「強・弱・保温」モードのみで、

容量以外の差はあまりありません。

 

ツインバードのスロークッカーのメリット・デメリット

大きいスロークッカーで、

2.4リットル(調理容量)までの容量があり、1度にたくさん作れます。

 

 

中の土鍋は持ち手がついていて取り外しやすく、

おしゃれなのでそのまま食卓に出してもOKです。

逆に言えば、

大きくて場所を取る、重い、洗うのが大変です。

 

アイリスオーヤマのスロークッカーのメリット・デメリット

小さめスロークッカーで、

容量は1.6リットル。毎日使うのに便利な大きさです。

 

中の鍋は取り外せますが、

持ち手がついていないのが難点だそうです。

 

小型ですから場所も取りませんし、

電源があれば食卓まで本体ごと運んで

アツアツをよそいながら食べることも可能ですね。

 

デメリットは1度にたくさんは作れないことです。

 

スロークッカー選びのポイントは、家族の人数と使い方

スロークッカーを選ぶポイントは、

家族の人数とどういう風に食事を準備したいか(当日作るか作り置きするかなど)です。
それによって、スロークッカーの必要な容量がわかってくるはずです。

まずは家族の人数から検討

スロークッカーの容量の目安は、

2~3人分なら1.5リットル、

4~5人分なら2.5リットル

が目安です。

 

ですが、実際使ってみた所、

4人家族で2.4リットルのスロークッカーは大きすぎました。

 

カレーやおでんなど1度にたくさん作って、

次の日も食べるメニューの場合はちょうど良かったのです。

 

しかし、その日で食べきる量のおかずを作ろうと思うと、

鍋の半分以下で作ることになり、

大きな鍋である必要はなかったと感じました。

 

作り置き派?少しずつ消費派?

「作り置きをしたいか「

「毎日違うメニューを少しずつ食べたいか」

によっても容量の選択は変わってくると思います。

 

作り置き派には、

断然、大容量スロークッカーが良いですよね。

 

大容量スロークッカーを選ぶなら

リレーレシピに挑戦しよう

一昔前に流行ったリレーレシピを覚えていますか?

 

肉じゃがをたくさん作って、

1日目は肉じゃがとしてそのまま食べる。

 

2日目は、カレールーを入れてカレーにして食べる。

 

3日目は、うどんを足してカレーうどんにする…という風に、

最初に作ったものに食材を足していって、

別メニューにアレンジする料理です。

 

大容量スロークッカーで初日にたくさん作ってしまえば、

しばらくリレーができそうですね。

 

食後は1度電源を切って、

鍋を冷蔵庫に入れるのをお忘れなく。

翌日にまた加熱しましょう。

 

「ついで」作り置きをやってみよう

休日にまとめて調理をして、

冷凍・冷蔵したものを平日に食べる「作り置き」

…雑誌などでよく紹介されていますが、

「そんな時間ない!1日1日乗り切るので精一杯!」

という方のほうが多いのではないかと思います。

 

ですが、例えば今日のメニューはひじきの煮物、

という時に多めに作っておくのは、

そこまで大変ではないと思うのです。

 

ついでに多く作って小分けにして冷凍しておけば、

別の忙しい日に一品助かりますよ♪

 

私はミートソースやカレーを作る時には、

絶対についで作り置きをしています。

 

小さめスロークッカーを選ぶなら

毎日使えるメニューで活用

毎日違うメニューを食べたい方は、

小さめのスロークッカーが良いでしょう。

 

火の通りも早く、洗いものも

コンパクトサイズのほうがラクチンです。

 

切干大根やひじきの煮物などの副菜はもちろん、

魚や肉の煮込み、具だくさんお味噌汁などにも重宝します。

 

「おかわりで温め直し」が必要な物こそ便利

主婦が地味に嫌な作業の1つが

「おかわりを温め直してよそってあげること」

自分だって食べてる途中なのに、

中座して温まるのを待ち、よそうのは結構面倒です。

 

ですが、子供が小さいと温め直してね、は言えません。

 

旦那さんも自力でやらない方が多いのではないでしょうか?

 

スロークッカーを保温モードにしておくと、

食事中も温かいままなので便利です。

 

つけ汁うどんの日などは、

それぞれバラバラのタイミングで

つけ汁をおかわりするので、すごく楽でした。

 

お子さんが大きくて部活や塾などがあり、

食事時間がバラバラなご家庭でも

「自分でよそってね」ができるので重宝しそうですね。

 

スロークッカーに追加して使いたい便利アイテム&オススメメニュー

スロークッカーだけで使ってもそんなに不自由はないですが、

使っているうちにコレがプラスされると便利!

と思った物や、作ってみて美味しかった物をご紹介します。

 

タイマーをプラスして便利度アップ

スロークッカーは本体にタイマーがついていませんので、

調理時間を考えてセットしないといけません。

 

しかし、働いている方などは、

朝セットすると長時間食材を加熱することになってしまいますよね。

コンセントタイマーをプラスすると、

自動で電源オンオフができるので、

使いやすくなると思います。

 

コンセントタイマーというのは、

↓のようなやつです。

ネットでは、色々売っています。

タイマー付きのスロークッカーは、

値段が高いこともあるので、こちらでも代用ができると思います。

 

また、放置しているとアクがとれなくて気になるという方は

100円ショップなどに売っているアク取りシートを

食材の上にのせてから電源を入れると良いですよ。

 

じゃがいもやさつまいもはスロークッカーで一味も二味も変わる!

スロークッカーは便利なだけでなく、

とても美味しい料理が作れる優れものです。

 

じっくり低温で長時間加熱するので、

じゃがいもは煮崩れせずホクホクしておいしいですよ。

 

我が家では肉じゃがやカレーは、

絶対にスロークッカーを使って作るようになりました。

 

さつまいももまた美味しく調理ができます。

アルミホイルでくるんでスロークッカーで長時間加熱すると、

ねっとりとあま~い焼き芋が完成します。

 

レシピサイトには、

焼き芋のためだけにスロークッカーを購入したと書いていた方も!

鶏肉ホロホロ激ウマメニュー

鶏肉と卵の煮物

低温でじっくり過熱すると、

美味しいのは鶏肉も同じです。

 

普通にコンロで煮た時とは違って、

ホロホロになるので長時間煮込み続けたお店の味みたいでした。

 

みじん切りした玉ねぎとトマト缶と鶏もも肉を一緒に煮込んだり、

酢としょうがをきかせた醤油味の煮汁で、

骨付きの手羽元とゆで卵を煮込む料理が我が家では人気です。

 

お魚メニューは骨がポロっとはずれて食べやすく、タレが照り照り♪

お魚メニューも美味しくなります。

赤魚の煮物は鶏肉同様にホロホロになりましたし、

サンマをみりん醤油で煮込んだ時には、

骨がポロッとはずれてとても食べやすく、

照り照りになったタレの味が、

魚によくからんでとても好評でした。

 

スロークッカーを使って料理を楽しもう

スロークッカーの紹介記事、いかがでしたか?

スロークッカーを購入する前、

私は夕食作りが面倒で仕方ないと思っていました。

 

作る作業そのものより、

献立を考えることが気が重くて憂鬱だったのです。

 

ですが、スロークッカーで1品出来上がっていると思うと、

気持ちが軽くなるし、その1品に合わせて副菜が決めやすいので

とても楽になりました。

 

時短なだけでなく美味しいものが作れるので、

「あれが食べたい」

「これを作ってみたい」という

ご飯への夢も広がりましたしね。

 

料理は本当大変です。面倒と感じる事もあります。

スロークッカーを一度試してみて下さい。

 

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