ISOFIX式ジュニアシートはまだ早いか?シートベルト固定式と比較

  • 2019年12月17日
  • 2019年12月20日
  • 子育て

最近はジュニアシートのISOFIX式が増えています。
新生児からのチャイルドシートに、
ISOFIXが普及しつつあり、その良さを実感して、
引き続き使用するという方が多いですね。

ちなみに、

3歳からのジュニアシート、固定方法は2通り

○シートベルトのみで固定(=シートベルト固定式)

○シート本体をISOFIXで固定(=ISOFIX式)

となっていますが、シートベルト固定式は、
やはりガタついて危ないのでしょうか。

両者を徹底比較してみました。
具体的には、

○ジュニアシートの年齢の違い(念の為)

○ジュニアシートのシートベルト固定式とISOFIX式で、安全性・快適性・価格を比較

となっております。
ISOFIX対応のジュニアシートの購入を考えている方は、
ぜひ、読んでみてください。

ジュニアシートと、1歳から使えるシートとの違い

本題に入る前に、
まずジュニアシートの対象年齢についての確認からまいりましょう。

ジュニアシートに乗る子どもたち

11,12歳頃まで使える子供用シートは、
対象年齢により下記の2種類に分けられます。
(メーカーにより年齢表記の違いあり)

○1歳〜11,12歳頃まで使えるもの
○3歳〜11,12歳頃まで使えるもの

1歳頃から使えるシート

1歳頃から使えるものは、
小さいうちは5点式のハーネスベルト、
そして途中から、
通常のシートベルト固定式に変更するタイプです。

メーカー表記によると『チャイルド&ジュニアシート』と呼ばれることが多いです。

 

3歳頃から使えるジュニアシート

3歳頃から使えるものは、
5点式ハーネスベルトが最初から付いていないのが特徴。

サイズを変更するための
「インナーシート」も付いていないので
非常にシンプルな作りになっています。

本記事では主に、3歳頃からのジュニアシートの解説をしていきます。

以降、「ジュニアシート」とあったら、
「3歳以降の商品のことを言っているんだな」とお考え下さいね。

 

ジュニアシートのシートベルト固定式とISOFIX式、安全性の違いは?

車と子ども

ジュニアシートのシートベルト式とISOFIX式について、最も気になる安全性から見ていきましょう。

シートベルトで安全性は確保される

前項でお伝えしたように、ジュニアシートには
バックルで留める5点式ハーネスは付いていません。

つまり、子供が使うベルトは、一般のシートベルトです。
これは従来のシートベルト固定式でも

ISOFIX式であっても、共通になります。

シートベルトを正しく装着することによって
安全性はしっかり確保されますので、
「シートベルト固定式だと危ない?」
ということは無いのです。

 

安全性がより強固となるISOFIX

では安全性に違いがないのか?
と聞かれると、
ISOFIX式の方が「より強固である」と言うことができます。

その違いは、シート本体の固定方法にあります。

シートベルト固定式ですと、
シート本体は車のシートに載せるだけ。

子供がそこに載って、
シートベルトをすることによって初めて固定されます。

一方、ISOFIX式の場合は、
あらかじめ専用の金具を使って車のシートにがっちりと固定されます。

そこに子供が載って、上からシートベルト。

○シート乗り降りの際もガッチリ固定
○子供が乗っていない時もビクとも動かない

ということになります。

車への乗り降りも含めて、
色々なシーンでガッチリ感を発揮してくれるため、
「より強固である」と言うことができるのです。

⇨⇨⇨【Amazon】Child Guard(チャイルドガード) ISOFIX・シートベルト固定両対応 タカタ312アイソフィクスジュニアj250

 

シートベルトの正しい装着こそが最重要ポイント!

シートベルトを正しく装着する上で、
特に気をつけたいのは、肩ベルトガイド。

子供の体格に合わせてしっかりと調整してあげないと、
何かあった時に、重要な首が守れなくなります。

ISOFIXだからという安心感で、
シートベルトを子供任せにするとかえって危険ですので、
必ず注意したいところ。

子供を守る命綱、シートベルトを『正しく』装着する。
これが両者に共通する最大のポイントなのです。

リクライニング、ブースターモード、通気性。シートの快適性に違いは?

快適な車

次に、ジュニアシートの乗り心地
左右する快適性について見ていきましょう。
比較項目を簡単ですが、一覧にしてみました。

シートベルト式ISOFIX式
リクライニング
ブースターモードへの変更×
通気性△〜○△〜○
重量3kg台〜5kg台6kg台

リクライニング

リクライニングに関しては、
どの商品もそれほど大きな違いはありませんでした。

15度程度で固定されているものや、
最大20度位までリクライニングできるものなど。

つまり大きくリクライニングしてくつろぐというよりも、主に車のシートに密着させるための機能と考えた方が良さそう。

これ以上倒すと、シートベルトが、
本来の機能を果たさなくなってしまうので、
安全面からこのような仕様になっているようです。

 

ブースターモードへの変更

ブースターモードとは、背面シートを取りはずして
座面シートのみにするスタイルのこと。

メーカーにより呼び名は色々あります。

座面シートだけになるので、
(ざぶとんのようなイメージ)
大きく成長した子供にとっては
とても開放的になるのがメリットです。

この機能はシートベルト固定式とISOFIX式では大きく異なり、ISOFIX式にこのブースターモードは付いていないのが一般的

対して、シートベルト固定式では、
概ね子供が体重22kg以上になった頃を目安に
このブースターモードに変更できるものが多いです。

ただし、1歳頃から使えるシートの方で、
ISOFIX対応でありながらブースターにもできる
という恐るべしな商品が出ています。
詳細については後述します。

 

通気性の違い

通気性に関しては、両者問わず
個々の商品それぞれによってまちまち・・と言ったところです。

空気穴やメッシュ生地を採用はしているものの、
正直「どう見ても暑いんじゃ?」と考えてしまうものも。

現時点では、シートベルト固定式の方が、
商品バリエーションが豊富なので、
その分通気性も考えた選択の幅が広い。

ということは言えます。

個人的にはエールベベのサラットシリーズが
涼しさという点では、超絶おすすめです。

ちなみにこの商品を使用したレビューがあります。
関連記事

子供を車に乗せる時に、必要なジュニアシート。各社バリエーション豊富なので悩みますよね。ジュニアシートは大きく分けて、・1才頃から使えるもの・3才頃から使えるものとあります。この2つの大きな違いは「ベルトのバックルがあるか無いか[…]

車に乗った子ども

重量の違い

重量はシートベルト固定式が3kg台〜5kg台。
『軽量コンパクト』をウリにする商品も多数。

一方、ISOFIX式は6kg台が主流。
どうしても金具が付くのでその分重くなるようですね。

この違いをどう捉えるかですが、
パパであればどうってことないかもしれません。
ママが下の子の面倒も見ながら頻繁に乗せ替え・・・
というご家庭ですと、少し気になるところです。

リクライニングから始まり色々と比較してきましたが、

シートの快適性や使い勝手という面で考えると、
シートベルト固定式の方が良さそう。

という結論です。

 

シートベルト固定式とISOFIX式、予算の相場はいくらか?

気になる

両者のご予算相場はどうでしょうか。

「ISOFIXの方が、どうせ高いんでしょう?」
調べた中では、ISOFIX式ではリーマンの商品が
ギリギリ20,000円を切る価格で販売されていましたが、
だいたい概ね20,000〜30,000円台となってます。

対して、シートベルト固定式の方が
かなり買いやすい価格設定です。

シートベルト固定式は、だいたい15,000円前後で購入でき、10,000円を切る商品も多数あります。

チャイルドシートを卒業する時期になって、この出費。
この差はやはり、大きいと言わざるを得ないでしょう。

 

結論:まだシートベルト式が主流。次世代ISOFIXの改良に期待

結果どうなの?

結局のところどちらを選べば良いのか?
結論は以下です。

がっちり強固な安全性を重視される方は、ISOFIX式がおすすめ。
安全性はある程度確保」+「ブースターモード」+「軽い」+「安い」を求める方は、シートベルト固定式。

このように選んで頂ければ間違いなしです。
ほとんどの人が、シートベルト固定式だと思います。

チャイルドシートに比べ、日本のジュニアシートは、
ISOFIXはまだまだ数が少なく、主要メーカーでは、
まだ出揃っていないと感じます。

今後、ISOFIX式の普及に伴い
快適性やご予算的な改良が、
進められていくことを期待したいです。

 

ISOFIXは既に準備万端?

チェック

改めてISOFIXについて少し掘り下げてみます。

アイソフィックスと呼びます。
自動車の座席にチャイルドシートを固定する方式の国際標準規格のこと

現在、ほぼ全ての車はISOFIX対応なのに・・・

2012年7月以降に発売の全ての車に、
ISOFIXアンカーの取り付けが義務付けられています。

つまり今となっては、
ほぼ全ての車の後部座席はISOFIX対応
です。

ちなみに助手席は、ISOFIXはついていないことが多いです。(チャイルドシートやジュニアシートの設置が推奨されていないため)

(全ての車については分かりかねますが)
助手席は危険度が高いためと考えられます。

あとはISOFIX対応の優れものが出ることを待つばかりです・・!

しかし、なぜISOFIXは売れないのでしょうか。

ISOFIXの現状の人気は?

私なりに解説してみますが、
まず前提として「ISOFIXを買うべき」だとは感じています。

ではなぜISOFIXはあまり売れていないのか・・・?

Amazon売上ランキングでも、ジュニアシート20位の中では、
ISOFIX対応は、1つくらいしか入っていないです。

しかもグレードが低めで、価格的にお求めやすい機種。
やはり、値段が一番のネックなのでしょうかね。
「小学生に上がるとシート使わない」
という人も増えるようなので、
なるべく手頃で済ます人が多いようです。

ちなみにこれは日本国内の話なので、
海外ではISOFIX対応のシートが売れているようです。

ですので、今回おすすめしている機種メーカーも
海外のものばかりです。

日本はISOFIX先進国の波に乗り遅れている。といえます。

ちなみにチャイルドシートの方は、
ISOFIX式が少しづつ売れております。
その流れで、ジュニアシートもISOFIXにする。
という人も多いかと思います。

またシートベルト固定式のガタツキが不安。
という人も、ISOFIXで調べている事が多いようです。
(だけど、ジュニアシートではあまり商品が少ないのが現状・・・)

という動きですかね。
個人的にはISOFIXは優れていると感じていますので、
これからもっと、流行っていってほしいと願ってます。

ジュニアシートのシートベルト式とISOFIX式の比較まとめ

快適な車

今回は、3歳頃から使えるジュニアシートに絞って、
シートベルト固定式とISOFIX式を
色々な角度から比較してまいりました。

最後に、今回の比較対象からは外れますが、
1歳頃からのチャイルド&ジュニアシートの方で
1点、魅力的なシートがあります。

ISOFIX式でありながら、
ブースターモードにもなるという優れもの。
「エールベベ パパット グランス」です

ただし、ブースターモード使用時は、シートベルト固定のみです。

ISOFIXは使えませんので、ご注意。

またISOFIX最新情報がありましたら、
記事をアップしていければと思います。

ジュニアシート選びで悩んでいる方の、
参考になれば幸いです。

関連記事

近年では自転車ブームにより、働くママ達は、・保育園の送迎・通勤・お買い物と、子供を乗せて走る姿を街のいたる所で見かけるようになりました。 自転車は快適な乗り物ですが、前や後ろに子供のを乗せる為には、ちょっとした知識[…]

自転車の4人乗り
広告