夏冬問わず、唇の乾燥は女性の大敵!どんなにきれいな口紅を塗っても、もとの唇が荒れていれば意味がありません。リップクリームと口紅を重ねて塗る人は多いようです。
そんな人におすすめの商品が、ケイトのCCリップクリームNシリーズ。唇が荒れやすい人でも重ね塗りが要らず、直塗り可能な万能カラーリップクリームなのです!
口紅ほど大胆ではないけれど、しっかり発色してケア機能もバッチリ!
私はもともと唇の皮が弱く、口紅やグロスを直に塗ると皮が浮いてきてしまいます。無色のリップクリームをしっかり塗ってから、重ね塗りするのが当たり前になっていました。
強い発色でなくてもいいからと市販の色付きリップで済ますこともありましたが、そんなに発色がいいわけではないのでつまらない…。さらに無色のリップに比べるとどうしても唇が荒れてしまいます。
そんな時、ドラッグストアの店頭でたまたま購入してみたのがケイトのCCリップクリームNです。そしてその質感と発色に驚きました。
唇の色素が強くて発色しにくい私の唇でも、明らかに発色します。ごく自然な発色ながらしっかり変化を感じられるのは嬉しい結果でした。しかも、保湿効果が高いせいかグロスっぽいツヤもある…?これは直塗りできるかも!
その期待通り、直塗り可能なくらいケア機能がバッチリだったのです。
口紅としてではなく、あくまでリップクリームとしてのケア機能が多彩
CC=カラーコントロールの略
通常の口紅のように色をつけるのが主目的ではなく、あくまでリップクリームとしての保湿・保護機能に重点をおいて作られています。このため直塗り可能、通常のリップクリームのように気軽に塗れて大変便利なのです。
ケイトのCCリップには保湿成分として手肌でもおなじみワセリンの他、オリーブ果実油、アーモンド油、ホホバ種子油、ヒマワリ種子油などが配合されて「うるおい保湿」機能があります。「色補正」機能でくすみのない明るい唇を作り、「グロス」効果で自然なツヤ感を演出。
SPF10・PA+と「UVカット」機能もあり、もちろん「口紅下地」としてお手持ちの口紅を重ねることができます。
期待以上の発色に「これだけでもOK」
一応は口紅下地なのですが、このシリーズはちゃんと発色するので、特に塗り重ねなくてもじゅうぶんかわいい色になります。
口紅ほど強い発色ではないのですが、そのぶん鏡を見たりリップブラシを使う必要はありません。何も見ずにラフに塗っても大丈夫、というか私はこれだけをグリグリ塗って済ますことが多いです。
はみ出しを神経質に気にするほどしっかりした発色ではないのですが、パッケージ通りの色、何よりふっくらしっとりとプルプルのツヤ感が出ます。
お化粧に厳しいバイトや職場はもちろん、学生でも嫌味なく使える自然な発色なのです。
カモフラデザインが新追加!血色オフも使える
当初のCCリップクリームNシリーズは赤系、オレンジ系、ピンク系の3色展開でした。黒を基調としたシンプルなケイトデザインでしたが、最近ではデザインが「カモフラ柄」にチェンジされています。かわいい唇のロゴがカモフラ柄になっており、ひとつとして同じ柄がない「世界に一つだけの柄」になっているのです。
色はしっかりかわいい赤系「BEAT RED」、肌なじみのいい血色オレンジ系「ORANGE BURST」、淡いながらもきちんと発色するピンク系「GRACE PINK」。そして唇の赤みを消してツヤを与えるグリーン系「SNOW GREEN」の4色展開となっています。
色落ち、乾燥、ロック機能の甘さがデメリット?
口紅は色づきが主目的ですから、飲食しても色落ちがしにくいよう工夫されていることが多いのですが、こちらの商品はあくまでリップクリーム。このため、コップに唇を付けて水を飲むだけでも簡単に色はサヨナラしてしまいます。
また、体質によってはやはり乾燥を感じるようです。皮浮き体質の私でも保湿機能に満足だった商品ですが、唇のもともとの状態が良くない人(ひび割れや皮向けがひどい)、乾燥しやすい人はこれ単体だと物足りないかもしれません。
特に血色オフ機能がついたグリーン系はやや乾燥傾向にあるようです。
また、このリップはたいへん柔らかい質感で、繰り出しロック機能が甘いため「気が付いたらポーチの中で勝手に繰り出していて蓋にべったりついちゃった!」という事件が発生します。
こまめな塗り直しは口紅と一緒
色落ち、保湿共にこまめな塗り直しは必要です。飲食すれば色落ちするのは当然ですから、口紅同様に塗り直しをしましょう。
ただ、口紅ほど強い発色ではないため、色落ちしてもムラになったり間抜けな状態にはならないのが救いです。
この商品はロック機能が「最奥まで収納した状態」で掛かるので、飛び出しが気になる人は最後まで引っ込めた状態にしておけば安心です。使い終わりが近くなった時、最後まで引っ込めるのはなかなか手間がかかるので、ここだけはメーカーさんの改善に期待です。
普段使う時も柔らかいので2mmも繰り出せば十分ですから、出し過ぎには注意しましょう。
自然な色付きリップクリームとしては優秀!
おひとつ400円程度とお手頃価格で買えるのが嬉しい、さすがはケイトシリーズの商品です。リップクリームは唇に合うかが難しい商品なのですが、この価格なら1本買ってお試しすることも可能でしょう。
私はオレンジ系が似合う肌色ではないので、仕事や普段使いにはピンク系、お出かけにはレッド系を使用しています。口紅下地としてはもちろん優秀なので、発色の弱さが気になる人は重ね塗りしてみて下さい。
色落ちや発色の淡さは、デメリットであると同時にメリットでもあります。校則の厳しい学校でもケイトのCCリップならバレない程度の血色感ですし、忙しい出先で鏡を見る暇がない時でもサッと使えるのはたいへん便利です。
唇の血色がいいと顔色全体が明るくなり、それだけでも美人メイクになります。自然な血色をお求めの方、今までの色付きリップで唇が荒れていた方は、ぜひ一度ケイトのCCリップを試してみて下さいね。