シュトックマーの蜜蝋クレヨンは5年使える!使用感・上手な使い分けを解説

お絵かきに使うクレヨンは、
保育園や幼稚園の入園準備グッズの1つでもありますが、

何でも口に入れてしまう小さな子供の場合、どんなクレヨンを選ぶべきか、悩んでしまう・・・

今回は、「初めてのクレヨン」選びにおすすめしたい
「蜜蝋クレヨン」についてご紹介します。

結論から言いますと、蜜蝋クレヨンは、
0歳~5歳までずっと使わせることができます。
(1度買っただけ)

ちなみにこのクレヨンは、
「長持ち」がメリットではなく、
口に入れても大丈夫という「安全性」が最大のメリットです

それでは、本記事では、

○シュトックマーの蜜蝋クレヨンを5年つかった感想と気づいた点

○シュトックマーの蜜蝋クレヨンのデメリット

○蜜蝋クレヨンを年齢で使い分ける方法

を解説していきます。
今からクレヨンを買う人に、参考になれば幸いです。

 

舐めても大丈夫な蜜蝋クレヨンは、お絵かきデビューに最適

お絵かき

初めてのお絵描きで不安なこと

お絵かきに興味を持ち始めたら、
最も心配なのが

○クレヨンの誤飲
○床や壁が汚れる心配

この2点に尽きるかと思います。

クレヨンの誤飲

0〜2歳頃の小さな子供は、
色々なものに興味を持っては、
口に入れてしまうので、親は目が離せません。

口の中に入るサイズであれば、
そのまま飲み込んでしまう恐れもあり、
非常に危険です。

お絵かきに使うクレヨンやクレパスは
手に取りやすいサイズと形状で、
商品によっては柔らかく、
子供の力でも折ることが可能です。

飲み込むとかいう行為以前に、
基本的にクレヨンを口にするのは、
親としては、できる限り避けたいですよね。

床や壁などを汚す心配

床や壁、家具についたクレヨンの油性汚れは
洗剤を使ったりしなければ落ちないので、
意外と大変。

私はクレヨンを買うまで、本当は嫌だったのですが、
子供が10ヶ月の頃に保育園入園が決まり、
入園準備グッズの1つとして、
クレヨンを購入する必要性に迫られました。

そこでリサーチを重ねて見つけたのが、
シュトックマー社の蜜蝋クレヨンです。

この密猟クレヨン、とんでもなく優れものでしたよ。

安全性だけじゃない!蜜蝋クレヨンはコスパと使い勝手が抜群

コストパフォーマンス

シュトックマーの蜜蝋クレヨンが良かった点は、
主に4つありました。

○口に入れても安心
○硬いので折れにくい
○手や床を汚しにくい
○減りが遅く長持ちする

どれも重要であり、忙しいご家庭だと、
どれも非常に嬉しいポイントですよね。

これが実際に蜜蝋クレヨンを買って、
子供と一緒に使うようになると、
そのメリットは、
さらに強く感じるようになります。

実際に蜜蝋クレヨンを使ってみて
感じた使い心地とメリットをご紹介します。

口に入れても安心

・蜜蝋(みつろう)
・着色料(食品用のもの)

蜂の巣から取れる蜜蝋は食用ではありませんが、
熱や経年劣化に強い成分です。

実際使ったシュトックマーの蜜蝋クレヨンは、
着色料だけでなく、クレヨンに巻きつける紙の接着にも、
じゃがいもから作られたでんぷんのりを使用するなど、
徹底的に原材料を考慮していることがポイントでした。

 

手や服、床を汚す心配が少ない

蜜蝋クレヨンは一般的なクレヨン、
クレパスに比べてとても硬いです。

まだ力の加減がわからない子供が、
紙の上でクレヨンを使っても潰れにくく、
カスがあまり出ません。

手で握っても手に色がつきにくく、
爪と指の間や手のひらが汚れる心配はありません。

万が一、紙の外にはみ出して、
床に色がついてしまっても、
べったりとした汚れではないので、
拭き取る手間は最小限で済みます。

 

折れにくく長持ちする

手が汚れにくいのと同様、
そのテクスチャーの硬さから
折れにくいのも蜜蝋クレヨンの良いところ。

昔使ってたクレヨンって、
折れやすいイメージですよね。
時代の流れを感じます。

蜜蝋クレヨンは硬く折れにくいので、
綺麗な状態がキープでき、
さらにクレヨン自体も長持ちします。

 

外出先でも使いやすく安心

蜜蝋クレヨンで描いた紙は、
色が移ったりしにくいので、
外出先でも、他の物に色が移る心配が少ないです。

外食や長時間の移動で、
子供が飽きてしまった時ように
蜜蝋クレヨンと数枚の紙や、
小さいノートを持っておけば
いつでも気兼ねなくお絵かきを楽しめますよ。

 

3歳以上は物足りない?気になる蜜蝋クレヨンのデメリット

蜜蝋クレヨンはメリットばかりではなく、
子供と一緒に使う中で、
気になったデメリットもありました。

蜜蝋クレヨンを選ぶ前に知っておくべき
デメリットがありますので、解説します。

発色が弱く、鮮やかさに欠ける

蜜蝋クレヨンを使った色

これはメリットの反面ですが、
シュトックマーの蜜蝋クレヨン
独特の「透明感のある色」を表現できます。

しかし逆に、透明感がある分、発色は少し弱いです。

鮮やかでカラフル!という印象よりも
落ち着いた印象の色味になるので、
子供の月齢が進むと、
視覚的に物足りなさは感じるかもしれません。

 

筆圧が弱いと、描きづらい

蜜蝋クレヨンは
一般的なクレヨンやクレパスに比べて硬いので、
筆圧が弱いうちはあまり発色せず、
線も細く描くことしかできません。

それが汚れにくさ、安全性にも繋がっていますが、
子供によっては、物足りなく感じてしまうかもしれません。

実際、入園して数ヶ月は、

先生から「強く描かないと色があまり出ないからか、何度も塗り重ねてました」

と言われることがありました。

 

ケースが壊れやすい

シュトックマーの蜜蝋クレヨンは、
海外風デザインのおしゃれな缶ケースに入っています。

これが汚れもつきにくく
持ち運びにも便利なのですが、
少し壊れやすいように感じました。

私は保育園用、自宅用と、
同じものを2つ購入したのですが
どちらも1年ほど使った頃に、
蓋が外れてしまいました。

それでも蓋を含めて、ケースは使用できますが、
そのまま使うと、
留め具の針金が外に露出してきてしまうので
子供に触らせるのは危ない状態となります。

蓋が壊れやすい点、壊れてしまった時は
針金の処理が必要であることは
購入前に知っておくべきかと思います。

 

蜜蝋クレヨンを子どもの成長に合わせて使い分ける方法

蜜蝋クレヨンは年齢によって使い方が変わってきます。
年齢に合わせて最大限に生かす方法を解説します。

何でも口に入れてしまう0~2歳頃におすすめ

蜜蝋クレヨンの最大の魅力は、その安全性。

目についたもの、手に触れたものを、
なんでも口に入れてしまいがちな、
0〜2歳頃の子供には、蜜蝋クレヨンがおすすめ。

クレヨンそのものを口にしなくても、
描いた紙を触った手が、口に触れる可能性もあります。

ですので、実際は、

0~2歳の子どもがいるご家庭が、クレヨンを買う時点で、蜜蝋クレヨン一択です。

 

「口に入れてはいけないものがわかった段階」でも使える

年齢的に「口に入れてはいけないもの」を
自分で判断できるようになり、
誤飲の恐れがなくなってからも
蜜蝋クレヨンは十分使えます。特に

○外出時(外泊時)に使える
○賃貸などで、汚したくない場所をお絵描きする場合に使える

といったシーンには最適。

年齢が上がれば、筆圧が上がるので、
簡単に発色の良い色も出せるようになります。
(しかもクレヨンが硬いので、汚れが広がりにくい)

4〜5歳は、蜜蝋クレヨンを外で使う用とするのがおすすめ。
(万が一、目が届かなくても大丈夫なため)

それ以外、自分の目が届く範囲で遊ぶような場面からは、
通常クレヨンを使わせるようにしました。

 

蜜蝋クレヨンで楽しいお絵描きデビューを

蜜蝋クレヨン

子どもが5歳になる頃には、保育園では通常クレヨン、自宅や外出時には蜜蝋クレヨンでした。

それぞれ楽しそうにお絵描きに使用できています。

0歳の頃に買ったものが、
5年経っても問題なく使えているので、
そのコストパフォーマンスは本当に優秀です。

安全性・コストパフォーマンス・衛生的
3つの嬉しいポイントが揃ったシュトックマーの蜜蝋クレヨン。

初めてのお絵描きデビューには、
かなり重宝するアイテムですよ。

 

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