母子手帳ケースはデザインで選ぶと失敗する。シンプルでも機能性を重視する理由

子どもを授かったら
必ず交付される母子手帳。

私は実際にもらうまで
「専用ケースって必要なの?」と
疑問に思っていました。

ですが、使ってみてわかりましたが、
母子手帳ケースは、明らかに必須アイテムです。

本記事では、母子手帳ケース選びに1度失敗した私が、

●実際に必要な母子手帳ケースはどんなタイプか?
●具体的にどんな使い方をしたか?

これらを経験をもとに、ご紹介します。

母子手帳ケースを選ぼうとしている人には、
必見の情報を記載しましたので、
ぜひ参考にしてみてください。

かわいい母子手帳ケースに憧れていたけど、実際は機能最優先

「子どもが欲しい」と強く思うと、
母子手帳ケースも
ちょっとした憧れアイテムですよね。

ただ私は、母子手帳をもらう前に
嬉しさのあまり、
ケースだけ購入してしまったのですが、
これはちょっとミスでした。

 

もちろん、ポケットやファスナーなど
機能面も考えましたが、
なにより優先したのは
自分好みのデザイン性。

実際に入れるものが母子手帳以外に
こんなに多いなんて…!
その時初産だった私は知らなかったのです。

 

とにかくいろいろ入れる必要があった

役所に妊娠届を出すと、
いよいよ母子手帳が交付されます。
この時一緒にもらった必要書類一式が、
母子手帳よりはるかに量が多いです。

「妊産婦健康診査受診票」
=いわゆる「妊婦健診の補助券」が分厚いのです・・・

住んでいる地域によって異なりますが、
書類を18枚セットで交付されることがほとんど

補助券は1枚ずつ携帯して提出するのではなく、
病院に束のまま渡すのが普通です。

私の補助券はA4サイズでしたが、
書類を二つ折りにして収納しても、
かさばることは決定です。

これに、さまざまな確認書類や病院の診察券、
予約券や必要書類、
場合によっては印鑑なども必要です。

鞄に直入れするより、
母子手帳ケースにまとめた方がいいのは明らか。
この段階で私が購入済だった
かわいい母子手帳ケースでは、
収納力の点でアウトとなりました。

 

産後はさらに入れるものが増える

出産後も母子手帳ケースは欠かせません。
お母さんのものだけでなく、
子どもの診察券が加わります。

また、産後は
「母子健康手帳別冊(予防接種手帳)」が交付されます。
子どもの予防接種時に持参する必要があり、
全国的に分厚いことで有名です。

子どもが2人、3人と生まれても、
全員分をひとつのケースにまとめた方が
忘れ物がなくて済むので、やはり
収納力と機能性がデザイン以上に大切なのです。

 

母子健康手帳ケースを選ぶ上でまず知っておくこと。

地域によって異なりますが、
ほとんどの母子健康手帳が
A6(S)かB6(M)。
お薬手帳は、A6サイズが多いようです。

条件は、手帳類が無理なく入り、かつ厚みのある書類が入ること。

細々した点を加味すると、
おすすめのスタイルは決まってきます。

 

ジャバラ、マジックテープ、外装のデコなしが最適

母子手帳ケースには、
比較的薄くてスリムな手帳タイプと、
マチが広がるジャバラタイプがあります。

鞄に入れてかさばらない手帳タイプは、
確かに母子手帳だけ入れる分には
スマートでいいでしょう。

 

スマートさ重視は、やはり厳しい

でも、前述どおり、
入れるものはどんどん増えていきます…。
ジャバラタイプなら分厚くなりますが、
仕切りで整理して、一気に収納可能です。

また、開け閉めの点も考えましょう。
ファスナー式は、出産後に大変になります。

「大荷物」+「赤ちゃん抱っこ」 = 片手でファスナー開けるの無理 です。

鞄から出すときは引っ掛からないように
外装の立体デコ(リボンなど)はなしが一番です。

これを踏まえて、母子手帳ケースは
収納力のあるジャバラタイプで、
片手の開け閉めが簡単なスナップボタンやマジックテープ式、
かつ飾りの少ないシンプル設計が最適ということになります。

 

これよりさらにあると嬉しい機能

診察券や保険証が整理できるように、
カードポケットが多いととっても便利です。

いちばん外側がワンタッチ式でも、
中にファスナー付きのポケットがあれば
印鑑やのど飴などを入れられます。

また、中が見やすい透明ポケットや、
ペン収納用のタブがあれば言うことなしです。

 

軽くてシンプルな無印良品の母子手帳ケースが最高

私の経験上、ほとんどの妊婦さんに
イチオシでオススメできるのは、
無印良品の母子健康手帳ケース(ポリエステル製)です。

カラーは黒・ネイビー、
サイズは小と大があり、
小はA6まで、大はA5まで対応しています。

機能性と軽さを兼ね備えた大サイズが、
とにかく便利すぎます。

 

いろいろ入れた大サイズのケースは、
机の上に縦置きで自立できるしっかり具合!

無印良品の母子手帳ケースは縦に立つ
画像引用:無印良品公式ホームページ

ジャバラ・片手開け閉め・シンプルな外装のみならず、
さまざまな機能を完璧にクリアしています。

使ってみて意外に便利だったのが、
取り外し可能なスリムケースが
すでに内臓されていること。

どうしても持ち出す必要のあるものを
取り外しケースに収納して、

病院の受付で真っ先に出せるっていうのは、
超便利です。

 

本当はアフタヌーンティーのリバティ柄も捨てがたかった

ジャバラタイプを購入する際、
デザインのかわいい他のメーカーとも
じっくり比較検討しました。

本当はアフタヌーンティーの
リバティ柄が良かったのですが…
素材の固さと収納力にかなりの差がありました。

無印のポリエステル製は
薄くて柔らかい素材なので、
同じジャバラタイプでも
とにかくたくさん収納できるのです。

 

ジェラピケの母子手帳ケースも使いたかったけど、機能面で満足せず。

同じく人気のジェラートピケの母子手帳ケースは、
素材がかっちりしていて
広がり方に不満がありました。

ポリエステルは安っぽくなりがちですが、
無印のケースはシンプルな無地なので
他の素材と比べて、
段違いに軽いのが決め手になりました。

 

 

必ず知って欲しいのは母子手帳ケースは「かさばるのは確実」だということ

妊婦健診の補助券が
二つ折りでA5サイズになることもあり、
その場合は「大」サイズがマストでした。

子どもの予防接種手帳が分厚いこともあり、
ジャバラ式に収納すると
かさばるのは確実です。

このため、マジックテープ式だと
耐久性に不安がある人や、
ケースが鞄の中で邪魔になるといった人も
いるようです。

 

地域によっては無印母子手帳ケースの「小」でも可能。ショルダー式も便利


お子さんが一人で
A6サイズまでの収納で十分な人なら、
同じ無印でも大ではなく、小サイズの母子手帳ケース
十分なことがあります。

子ども1人1人に小サイズを買って、
それぞれ目印をつけて、
使い分けるのもいいでしょう。

また、もし母子手帳ケースそのものを
鞄のように外持ちしたいなら、
ショルダーバッグ式 が便利です。

いろんな母子手帳ケースを比較してみよう

母子健康手帳

母子手帳ケースは子どもの人数、
お住いの地域で渡される書類の量で
必要なサイズに幅があります。

産後になると地域に関わらず
分厚い手帳が増えてくるので、
ある程度の収納力は見越して選びましょう。

実店舗での確認も大切ですが、
まずは通販サイトでざっくり比較検討するのがオススメです。

無印のポリエステル大ケースは、
お母さん意外(おじいちゃん、おばあちゃん)に
子どもを病院に連れて行ってもらうとき、
丸っと渡すだけでOKなのが大助かりでした。

産後のこと、使うシーンをよく考えて、
自分好みの母子手帳ケースをゲットしてくださいね。

 

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