漢字の習得は、
小学生の学習の中でもかなり重要なテーマですよね。
自分の子供も、
学校生活にも何とか慣れてホッとしたのもつかの間、
ぼちぼち漢字の宿題が出始めましたよ。
そうなると親は心配しますよね。
「これからどんどん出てくる漢字・・・大丈夫かな」
すんなり習得していけるかどうか、
若干の心配がよぎります。
実はこの漢字、
覚え方にもやはりコツというものがあるようです。
上級生になって難しくなっていく前に、
早いうちにそのコツを知っておきたい!
そんな方のために、この記事では、
★漢字が得意な子供が、どのように覚えているのか?
★有名な進研ゼミ小学講座は、どのように漢字を勉強できるのか?
この2つが書かれており、
漢字の覚え方で心配になっている方の、
道標となるような内容になってます!
それでは、
今回は漢字の効率的な覚え方について、
お話させて頂きます。
漢字が得意な小学生。その覚え方とは?
漢字をすんなりクリアしていく小学生は、
一体どのような覚え方をしているのでしょうか。
漢字を効率的に覚えるための、
ポイントを5つご紹介します。
ポイント①意味を考えるようにする
漢字を記号のようにして覚えようとすると、
なかなか頭に入っていきません。
「漢字の持つ意味」を
調べたり考えたりしながら、
1つ1つを丁寧に覚えていく事が重要。
読み方や書き順も、一緒に確認します。
今どき?って思い面倒な所ですが、
漢字辞典や漢和辞典で調べる
のも良いのだそうです。
低学年であれば、「漢字一覧表」
を使うと分かりやすいですね。
漢字一覧表は、
その学年で出てくる漢字が
一覧になったポスターのようなもの。
読み方も書き順もすぐに調べられますし、
イラスト付きなので意味をイメージしやすいです。
ポイント②問題をやりっぱなしにしない
漢字の問題は、やりっぱなしにせず、
少しずつでも着実に覚えることを意識します。
例えば、
テストの結果が80点だった場合、
できなかった20点分の箇所を
「押さえるかそうでないか」で、
どんどん差が開いていってしまいます。
難しい漢字は、
重点的に反復練習するなどして
『できなかった→できた』に変えていくことが重要。
ポイント③宿題プラスαの時間を確保
「宿題をこなすだけでも一苦労」
というご家庭は、よくありますよね。
しかし、宿題やドリルをやっただけだと、
できなかったところがそのままになってしまいます。
そこでできる限り、
自己採点したり、大人が見てあげることが効果的
です。
前項の「やりっぱなしにしない」にもつながりますが、
「難しかったところは反復練習する」
というプラスαの時間を確保しましょう。
ポイント④読書で生きた漢字に触れる
漢字は日本語の一部なので、
「沢山の文章を読む」ということが、
長期的に漢字の習得につながります。
文章の中に登場する漢字は、
前後の文脈と関連させて理解するので、
生きた漢字として習得しやすいと言われています。
具体的には、
まずは「その学年にオススメの本」を選びます。
ここでいう「本」というのは、
教科書ではなく、読書感想文などでも使う本です。
下記のような本です。
・スタンリーとちいさな火星人(あすなろ書房)
・心ってどこにあるのでしょう?(金の星社)
ずらっと3つ出しましたが、
実はこれらの本は、
「青少年読書感想文全国コンクールの課題図書」
になっています。
いわゆる、王道の本たちです。
これらの本を読んでみて、
分からない漢字が出てきたら、
ピックアップして、読み方や意味を確認します。
そこでさらに書き取りの練習までできれば、
読みだけでなく、書きまでどんどん習得できます。
ポイント⑤漢字ドリルは、必ず反復すること
漢字ドリルを活用する場合は、
あれこれ手を出すのではなく、
1つのドリルに絞って取り組むのがコツです。
そしてここでもやはり、
やりっぱなしにしないのがポイントです。
難しかったところを反復練習して、
習得してから次に進むようにすると、
着実に力になっていきます。
チャレンジの漢字学習をご紹介
有名な進研ゼミ小学講座「チャレンジ」だと、
どのような漢字学習をしているのか?
ちなみに進研ゼミ小学講座は、下記です。
チャレンジはうちでも使っていて、
相当良いと感じたので、例として使います。
チャレンジは、
本当に漢字を効率的に習得するための
工夫がいっぱいあります。
小学1年のチャレンジの学習を例に、
効率的な学習法を7つ上げていきます。
お風呂ポスターで、漢字に親しむ
その名の通り、お風呂に貼って使う漢字ポスターです。
小学生よりもさらに前、年長さん時代の
『こどもちゃれんじ じゃんぷ』
入学準備完璧プログラムにあった教材です。
「小学校の入学準備って何かしてる?」「まず何から始めたら良いの?」 年長さんママ達は気になりますよね。 入学準備と言われても、全てが初めてのことばかりでどうしたら良いのやら。 幸い(タイトル通り[…]
前述の「漢字の覚え方ポイント①」で、
『意味を考えながら』と記載しましたが、
このポスターは、
絵と漢字が連動していて意味をイメージしやすい
です。
「これなーんだ」と言いながら、
1個ずつやっていけば、単純計算しても、
1ヶ月で漢字30個は意味を含め、覚えます。
お風呂タイムもあなどれません。
ポスターは両面になっていて、
1年生で出てくる漢字が沢山使われていますよ。
基本ツールの一覧表「かん字ポスター」
上の写真はチャレンジの『かん字ポスター』です。
そして、こちらは園から配布された
キンダーブックの『一年生でならうかん字』。
両者のいずれにも共通する特徴があります。
★読み方が確認できる
★書き順も付いている
★机マットに入る大きさ
というわけで、これは絶対に
「瞬時に漢字を確認できる、必須アイテム」
となります。
読み・書きの他、例文作成で理解する
チャレンジの基本テキストでは、
いわゆる漢字練習だけでなく、
漢字を使った例文作成までやります。
これも前述の
漢字の覚え方ポイント①『意味を考えながら』
につながります。
自分で一文を考えて作ることで、
漢字を含む日本語力を伸ばすことができます。
チャレンジスタートナビで反復練習
『チャレンジスタートナビ』は子供の食いつき度抜群のタブレットです。
漢字学習機能としては、
漢字をなぞる機能が付いています。
書き順が違うと「ブブー!」ではなく、
「あれあれ?」と優しく言ってくれるのが
今っぽい。
前述の、
漢字の覚え方ポイント②『問題をやりっぱなしにしない』
と記載しましたが、
チャレンジスタートナビでは、
難しかった苦手な漢字の書き方を反復練習できます。
タブレットなので持ち運びが簡単で、
いつでもどこでも使えるのもメリットですね。
ただし、チャレンジスタートナビには、
読み方や意味の説明はありません。
書き順の習得に特化した、
ゲーム感覚のコンテンツになります。
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1日15分!無理のない時間設計
チャレンジの教材は、算数など他の教科も含めて、
1日15分程度という時間設計になっています。
つまり、1日15分だけ勉強するくらいの量です。
この位の時間なら、
宿題や他のおけいこ事とも両立しやすいですよね。
ちなみにうちでは15分では終わらないこともありますが、
30分あれば余裕です。
そして、
漢字の覚え方ポイント③には『宿題プラスαの時間を確保』
と記載ましたが、
宿題でつまづいた漢字は、
チャレンジスタートナビが反復練習をサポートしてくれるので安心です!
それにチャレンジは、
学校での進度よりも少し早めに進むので、
そもそも宿題でのつまづきは減っていくはずですよ。
学校の教科書に合わせて進む
チャレンジでは、
通学予定の学校をあらかじめ申告することで、
実際の教科書に沿った教材を使うことが出来ます。
我が家でもチャレンジでやった国語のお話が、
教科書にも出てくると、
「話は同じだけど絵が違うー!」
と嬉しそうに評していました。
チャレンジの方が、
学校よりも若干進みが早いですが、
ほぼ連動しているので予習復習にぴったりです。
会員専用webに「かん字ドリル」も
毎月の教材とは別で、会員専用webサイトに
『かん字ドリル』も用意されており、
プリントして使うことができます。
ちなみにwebサービス以外にも
『実力アップドリル』というものがあります。
これはメイン教材とは別で、4ヶ月に1度送られてくる問題集です。
漢字の覚え方ポイント⑤に『漢字ドリルは反復がカギ』とあった通り、
ドリルは多すぎないものを、
着実にモノにしていく方が効率的です。
「チャレンジのドリル」は適度なボリュームなので、
力だめしや苦手箇所の確認にもぴったり。
チャレンジの教材さえあれば、
学校の勉強についていくだけの
基礎固めはバッチリだと思います。
小学生の漢字の覚え方まとめ
ここまで、
小学生の漢字の覚え方についてお伝えしてきました。
改めまして、覚え方のポイントをまとめます。
●問題をやりっぱなしにしない
●宿題プラスαの時間を確保
●読書で生きた漢字に触れる
●漢字ドリルは反復がカギ
チャレンジの方は、
今後もさらに楽しそうな教材が控えており、
親の方が大いに期待しています。
例えば、
楽しいマンガで漢字を覚えられる『1年生まんがかん字じてん』
さらにはお風呂で使える『かん字こくばんセット』
などなど…機会があれば、
また100navi(当サイト)でも、レビューさせて頂きます!
進研ゼミは入会前に、無料体験できます。
お申込みは下記から簡単にできます。
進研ゼミ小学講座「チャレンジ1年生」の記事は、
他にもたくさんあります。
子どもが小学校に上がると、ベネッセの教材も「こどもちゃれんじ」から「チャレンジ1年生」になります。 チャレンジ1年生から始まるのが、赤ペン先生。 こどもちゃれんじには無かった、『点数のつくテスト』です。[…]